牧場を巡って牛を選ぶということ

自分達が牧場まで足を運んで牛を見るというのは一般的ではありません。「和牛」は屠殺された後に格付けが決まるからです。

【生産者さまのこだわりも十人十色】

私はこれまで数々の牧場を訪ねてきました。
しかし、牧場を訪ねて周るというのは一般的ではありません。

牧場は得てして交通の便の悪いところにあるのも
訪れる料理人が少ない理由かもしれません。

牧場を訪れる楽しみの一つに、

「生産者さまのこだわりを聞く」

というのがあります。

子牛を買い付けて、自分の牧場に来た幼少期が大事という人もいます。
少し成長して体を大きくしていく時期が大事という人もいます。
餌は発酵飼料が多めだったり、とうもろこしが多めだったり。
餌の作り置きをしないという方もいらっしゃいます。

でも、ほとんどの調理人が生産者のこだわりを気に留めずに調理しています。

評価基準の『格付け』は屠殺されてお肉になった後に決まります。
ブランド牛のチャンピオンを決めるコンテストもほとんどが屠殺された後です。
※生きている状態で審査するコンテストもあります。

ほとんどのブランド牛は屠殺された後に決定しますので、
生きている時は『おそらく神戸ビーフだろう。。』です。

もちろん血統も大事です。
サシが入りやすい血統もあれば赤身になる血統もありますので、
子牛を買う時はどこの血を引いてる牛か、というのも精査します。

最近は一貫性産といって、種をつけて子牛を産ませるところから
肥育→出荷まで、全て自分のところでやる農家さまも増えてきてます。

磨匠ながやまでは、牧場を巡るからできる、生産者さまとの繋がりが
財産です。

これからも安全で安心して食べられる牛と生産者さまを探して
全国を巡っていきたいと思いますので、皆さまも普段食べている
牛肉とどう違うか感じてみてください。

 

季節のおまかせコース(12品 〜 13品)   26,400
※季節の食材と組み合わせたコース内容になるため、金額が上記の範囲で変動します。
※その日に使う和牛は仕入れによって異なります。

 

 実際に召し上がったお客さまの感想はこちら

お問合せはお電話で受け付けております。(14:00 〜 23:00)

ご予約はこちらから
※初めてご来店のお客さまはWeb予約をお願いいたしております。